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ボードゲーム感想:海底探検

 先日、大学の友人たちと海底探検を遊びまくりました。もう狂ったように探検祭りでした。その時の感想です。

 

いや、もうね、めっちゃ面白いわコレ。何が楽しいって、ルールが簡単なうえに1ラウンドが8分程度で終わるのでサクサク進む。そしてプレイヤー同士の蹴落とし合いが目に見えやすくて楽しい。そのおかげで読み合いや、逆に協力しあおう!という発想や、そういったプレイが目の前で頻繁に起こる。

 

短時間でルールが簡単なのに、凄く密度が高いゲームの場を作りやすく、楽しい。

だから、「ボードゲームあまりやらない」「ボードゲームって、難しそうだから....」という人をボードゲーム沼に引き込むのにもいい作品だとも思う。

 

さらに持ち運びもしやすいサイズでそれほど場所を取らずにコマを広げることができるので、家以外の場所で遊ぶのにもとてもいい。どのくらい持ち運びしやすいかというと、文庫本よりも一回り小さく軽い。広げるスペースも最低小さめの丸椅子の上程度で済む。ボードゲームに普段触れない人は、おそらく「場所を取る。セットが大きいので持ち出しづらい。だから人と遊ぶものなのに遊ぶ機会が作りづらい。」といったイメージがあるので触れてこなかった、という人もいると思う。そのイメージを覆すのも最適なのでは?と思う。

 

あと、これは自分の友人たちが言っていたことなのだが、とにかくコマなどのセットの色彩が美しい、デザインが良い、といったこともプレイ中によく聞いた。確かに、コマを並べたとき、これは得点コマの裏にあるレベル順でLv1,2,3,4と並べるのだが、1だと浅瀬の方のような鮮やかな水色なのが、4に近づくにつれて深海を表すような濃い、深い青色になっていく。視覚的に深海を探検していることをすぐにイメージさせるようなこのデザインは私も高く評価したい。

 

難点...というよりは、単純にプレイしたときに思ったことなのだが、最大人数の6人、もしくはそれよりも1人少ない5人でプレイするときは酸素量25というのは少なく感じる。

酸素量というのは、全員で共有するものなのだが、これがなくなったときに海に出ているものはそのラウンドで得たすべての宝、いわゆる得点をすべて失ってしまう。この酸素量というのは、全員が1ターン行動するたびにすべてのプレイヤーがその時持っている宝の量に応じて減っていく。

3,4人でプレイしたときの酸素量25というのは適切に感じるが(それでも、プレイ中は「酸素少なすぎるだろ!」という言葉が飛び交う。まあこれはお約束なセリフなのでおいておく)やはり、5人以上でのプレイでは足りなく感じてしまう。プレイヤー側で話し合い、30-32程度に調節するのも良いかもしれない。それでも減る時は一気に酸素が減るのであまり意味がないと思う人も多いとは思うが....。

 

長々と書いたけど、手軽で初心者を引き込みやすいいいゲームであると思う。値段もお手ごろなので、もし気になったら是非手に取ってほしいし、遊んでほしい。

 

公式サイト 海底探検紹介ページ

oinkgms.com